正直なところ、この講座を受けるまでは、資金繰りに困っている企業に対して、何をどうしたらよいか全くわかっていませんでした。融資、返済の実務、および金融機関との交渉方法といった講座を受けて、なぜもっと早く受講しなかったのかと後悔しました。簿記、会計の勉強だけでは学べない、現場の知識が習得できるので、中小企業診断士は絶対に受講すべき講座だと思います。他の士業の受講生とのネットワークも大きな財産になりました。本講座で学んだ、企業再建の具体的な手法が現在のコンサルティングに役立っています。

たまたま手にした1枚のチラシがきっかけでした。中小企業の再生実務に必要な知識を習得するためにはこの講座しかないと直感的に感じ、すぐに申し込みました。講師陣は実務の第一線で活躍されている方ばかりで、ご自身の経験を踏まえ講義していただけるので、とても実践的でした。また、グループワーク等で受講生同士のネットワークも自然に出来上がっていきました。再生実務に携わる機会が増えており、私自身、TAM講座で学んだことが大変役に立っています。是非、受講することをお勧めします。

本講座受講は10年以上前になります。司法書士として中小企業支援の基礎的な知識体系を習得したいと考え、教材の一部を同じくする事業再生通信講座を受講したうえ、本講座を受講しました。現在、中小企業診断士を取得して再建現場に携わっていますが、窮境にある中小企業の再建の選択肢は限られており、事業面、財務面、法務面の特定分野からのアプローチではミスリードしがちです。本講座を受講するなどして総合的な視野の基礎を習得することは、中小企業支援では必須だと考えます。

企業再建の知識体系を理解する事は、ターンアラウンドマネージャーとしての必須要件と考えます。基本に従うことが成功率を高める場合が多く、また各領域の専門家との連携が重要となるからです。登用先の企業の関係者の相談に乗り、正しい知識を提供する場面もあります。私も以前は経営学の知識と実家の経営破綻経験のみで再建に携わっていましたが、ＴＡＭ講座を受講した事により、仕事のやり方に劇的改善がもたらされました。

企業再生にあたっては、法務・税務・財務をはじめ経営・マーケティングなど、幅広い知識やスキルが求められますが、再生支援の実務においては金融支援が不可欠であり、この分野での知識が無ければ再生支援コンサルティングは難しいと考えています。TAM養成講座はこうした知識を体系的に学ぶことができ、金融機関をはじめ各士業の方々にとっても非常に有益な講座であると思います。また、参加者の方々も多様な業種・経歴・資格を持った人が集まるため、情報交換や交流の場としても大変良い機会となりました。

在職中、製品開発が長く、中小製造業には試作部品開発等でお世話になったこともあり、「ものづくり」経験と執行役員としての経営経験を活かして、中小製造業に貢献したい。日本経済の源泉は製造業であり、それを下支えする中小製造業の再生にＴＡＭとして貢献すべく活動に取り組みたい。

現在、飲食業の業績改善支援を中心に活動を行っておりますが、将来は飲食店だけではなく、流通、サービス業分野でも企業の支援に取組たいと考えております。
また、過去に支援していたフランチャイズ加盟企業の倒産を目の当たりにし、コンサルタントを目指した経緯があり、今後はただ「業績改善」の支援だけではなく、「再生」の分野にまで踏み込んだ活動をしていきたいと考えています。